三渓園

 絹糸貿易で財を成した明治の富豪「原三渓」が造った庭園。骨董品のコレクションが趣味だった彼は、由緒ある建造物を全国から収集し「三渓園」に移設しています。このため「三渓園」は歴史的建造物の保存の場ともなっています。

 徳川吉宗が幼少のころ住んだこともある紀州徳川家の別荘だった建物。桂離宮をイメージした配置になっています。

 「三渓園 」のシンボル的存在。京都旧燈明寺から移設した室町時代の三重の塔です。この塔がこの地に移設されたのは、明治に起こった廃仏運動の影響かも知れません。

 徳川家康により、京都伏見城内に建てられた建造物。

徳川家光が京都の二条城内に造らせた建物

 豊臣秀吉が京都の旧天瑞寺に建てたもので、秀吉が母君の長寿を祝うために建立した寿塔を納めた建物。寿塔とは長寿を願って建立する墓のことでここに納められたのはミニチュアの五重塔らしい。

メモ失念で判らない家 @

 

メモ失念で判らない家 A

白川郷の合掌造り

18世紀の中頃に建てられた白川郷の農家です。

 奈良県の古墳から見つかった石棺もコレクションに加わっています。何でもありですね。ここまでくると成金趣味かと思ってしまいますね。

寺の本堂もコレクション

京都旧燈明寺の本堂。

神社もあり

 戦前の「三渓園」は庶民に無料で開放していたようです。太平洋戦争の空襲で消失してしまったため戦後復興されたものも多いようです。戦後のどさくさで骨董コレクションが行くえ不明になったり、戦後間もない間、敷地内が畑になったりと不遇な時代を乗り越え今日に至っています。

 三渓園に行くのは、JR「横浜、桜木町、根岸」駅から出ている市営バスを利用することになりますが、どこの駅も目当てのバス停を探すのが大変で、行きは一番料金の安くなる「根岸」駅よりタクシーを利用するのがベストだと思います。帰りのバス停は判りやすいので問題なし。